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湘南の大人達の週末の過ごし方を考え、提案する、毎週金曜日16時から19時まで放送中の湘南ビーチFMの番組「T.G.I.F.」のブログです!


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「天神島と流し雛」2/28放送「ちょっとリュクスな湘南散歩」

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こんにちは。
ラーキーこと、旅行作家の荒木左地男です。

今日のテーマは「待ち遠しい春、足は南へ。天神島と流し雛」。

暖かくなってきました。
明日から3月。春の足音がすぐそこまで来ています。

という訳で、逗子葉山から足を南に伸ばして、こんな近くにこんな豊かな自然があったのかと驚かされる、佐島漁港そばの天神島を数日前に訪ねてみました。

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天神島は、三浦半島の中程。相模湾に面した佐島漁港のすぐそばです。
佐島といえば、森繁久弥さんが中心になって開設した佐島マリーナが有名。
天神島はそのすぐとなり。島といっても半島から5メートルほどの水路を挟んだだけ。ほとんど陸続きといってもいい島なのですが、三浦半島にこんなに自然が残された場所があったのかと驚くほどのところ。

周囲の海は漁民以外の立ち入りが禁止され、自然保護が徹底されています。
保護エリアの中に、笠島という岩礁があり、ここは海鳥のメッカとなっています。

今の時期は、ここで越冬をするうみねこが無数岩にとまっている様子が眺められます。
設置された望遠鏡をのぞくと、首とくちばしが長いのがサギの仲間、首もくちばしも短いのがうみねこのようです。


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一帯は横須賀市の「天神島臨海自然教育園」になっていて、市の博物館の学芸員も常駐しており、鳥や海の生物、植物などの説明を聞くことができます。

年々、訪れる鳥の数も減ってきているそうで、豊かな自然を楽しむだけでなく、自然環境がどんどん悪くなっていることも、ここでは知ることができます。

とはいっても博物館のような堅苦しさはなく、子供を連れて散歩に来る人や、のんびり海を眺めるひともやってきます。

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ここは、ハマユウの自生する北限地でもあります。いま見ることができるのは株だけですが、7月頃には白い花が咲くのを見ることができます。

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ここから数キロ、葉山方面に戻ると、芦名漁港があります。

ここの集落にある淡島神社は、女性のための神様で有名ですが、3月3日のひな祭りの日には、盛大な流し雛の神事が行われます。
これは必見!

古い雛人形が供養のため持ち寄られ、神事のあと、小さな船に乗せて海に流されるのです。
最近は海洋汚染への配慮のため、実際には港を三周して戻ってきますが、代わりに水に溶ける紙で作られたひな人形を流します。

淡島神社は縁結びや安産、女性の病気などに御利益があると言われています。


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三浦半島にまだまだ残された豊かな自然と、昔からの文化とに出会う、いい機会です。
天神島から芦名への海沿い散歩。出かけてみませんか?

なお、3月3日には、近くの浄楽寺で本尊の阿弥陀仏三尊像(運慶作 国重文)が一般公開されます。併せて訪ねるのもいいですね。
by sbfmtgif | 2014-02-28 12:11 | ちょっとリュクスな湘南散歩