【ソチオリンピックと宇宙】
2014年 02月 15日
プラネタリウム・プランナーのかわいじゅんこです。
オリンピック始まりましたね!
今回のオリンピックでは、宇宙ネタが2つ。
ひとつは、聖火トーチが宇宙ステーションに行ったこと。
このトーチは、現在宇宙ステーションに滞在している若田宇宙飛行士たちとともに運ばれ、2名のロシア宇宙飛行士が船外活動で宇宙空間に持ち出し、その後ソユーズ帰還船で地球に戻されました。
トーチは宇宙船内の安全のために点火されていない状態で運ばれ、また女性初の宇宙飛行士ワレンチナ・テレシコワさんを含む1万4000人以上が参加した地上のリレーには使用されず、オリンピック開会式で聖火点灯を行う最終のトーチとして用いられたそうです。
もうひとつは、明日15日のオリンピック競技で金メダルを獲得した選手には、もうひとつ隕石をはめ込んだメダルが授与されるそうです。この隕石はそう、昨年ロシアに落ちたチェリャビンスク隕石。
(ジャンプ男子ラージヒルのほか、スピードスケートの男子1500メートル、ショートトラックの女子1500メートル、男子1000メートル、スキー距離女子リレー、スケルトン)
隕石の名前は、落下地点における配達を受け持つ(郵便区とする)集配郵便局の名がつけられるそうです。もしも、隕石が落下中に分解した場合、最も質量の大きい破片が落下した地点を郵便区とする郵便局の名がつけられるのだそうです。郵便局の名にすることにしたのは、発見者の名をつけることにした場合、誰が発見者かが争われる場合があるためである。隕石はどこに落ちるか分からず、例えば砂漠の只中に落ちた場合、その地域を管轄する警察署や消防署は存在しない場合があるけれど、その地域を郵便区とする郵便局だけは、どこの国でもほとんどの場合は存在する。このため、世界的に配達受け持ち郵便局の名を隕石の名としているのだそうです。
日本では一般に、最初に拾い上げた人物が所有権を主張することができるとされる。ただし、私有地において見つけた(拾い上げた)場合、地面に「めり込んでいるかいないか」で所有権が分かれ、埋まっている場合は、土地の所有者の物とされ、埋まっていない場合、拾い主に権利があるそうです。
見つけた人は、人の土地かどうか気をつけてくださいね?(笑)
2月15日は金星が最大光度(-4.6等)になります。天気はどうでしょうね?
19日は月のすぐ近くにおとめ座のスピカ、そして月のちょっと左下には火星が赤く輝いています。
3月15日(土)の「星座とワインの会」は22日に延期となりました。
2014年3月8日(土) 「天体望遠鏡作り&宙ガールねっころがーる」 逗子・黒門カフェ渚小屋
2014年3月15日(土) 「星座とワインの会-おうし座とふたご座」 北鎌倉・たからの庭
2014年3月22日(土) 「宙と本」 逗子・ととら堂
2014年4月5日(土) 「宙ガール 東大理学部ツアー」